中高生向けスキー地学実習2025
越後湯沢石打丸山スキー場

2025/5/6
冬のスキー地学実習
今回の実習では、プレートテクトニクス理論に基づいた日本列島の成り立ちとともに、気候の変化、明治から昭和にかけての日本の近代史など、地学をメインに関連分野について総合的に学びました。
実施概要
- 日 時:2025年3月23日(日)
- 場 所:新潟県南魚沼市石打丸山スキー場
- 参加者:17名(小学校6年生~高校2年生及び保護者)
- 主 催:日本地球科学普及教育協会(ジオ活クラブ)
- 協 力:加速キッチン
- 後 援:
日本地球惑星科学連合(JpGU)、
公益財団法人科学技術広報財団、海の女性ネットワーク、
公益財団法人科学技術広報財団、日本地質学会関東支部 - 備考:本実習は公益財団法人東京応化科学技術振興財団の助成金によって実施されます。
講師
- 小俣 珠乃 日本地球科学教育普及協会代表理事。博士(地球化学、東北大学)。地学普及の活動を実施。日本地球惑星科学連合代議員、教育検討委員会委員。加速キッチンアドバイザー。
- 本多 牧生 博士(地球環境科学、北海道大学)。専門はマリンスノー"による海洋の二酸化炭素吸収能力の研究。スキーSAJ準指導員(1980-1990)、SAJテクニカルプライズ。
- ヴァグラロフ ボグダン ステファノフ ブルガリア出身。修士(the University of Architecture, Civil Engineering and Geodesy, Bulgaria.)深海底岩石の化学分析を行う。父がスキー教師だったことから幼少期よりスキーに親しむ。
- 熊谷 洸希 東京大学工学部3年。高校時代に宇宙線に興味を持ち、加速キッチンの行っている宇宙線探究活動に参加。現在は大学で航空宇宙工学の分野について学ぶとともに、加速キッチンではメンター活動を行っている。
- 木戸ゆかり 博士(地球物理学、東京大学)。海底地形図、海底下構造探査、STEAM教育などに従事。スキーSAJ準指導員(2025福島県連所属)。
当日のスケジュール
- 2025年3月23日(日)
- 9:20 集合(JR 高崎駅)
- 9:30~10:40 バス移動(関越トンネルの前後で太平洋気候から日本海気候への変化を体感)
- 10:40~11:40 石打丸山スキー場到着、スキー準備
- 11:40~12:30 スキー練習
- 12:30~13:15 昼食(海と山の旨みのカレーを食べながらプレートテクトニクスと気候が生み出す地域の食を経験)
- 13:15~14:00 地形、地形観察とプレートテクトニクス講義、雪の実験
- 14:00~15:00 スキーと地形観察
- 15:00~15:30 スキー終了作業
- 15:30 石打丸山スキー場出発
- 15:30~17:30 上越線の父岡村貢像・谷川岳トンネル郡慰霊碑見学、温泉水の実験、高崎へ移動
- 17:30 高崎駅にて解散