中高生向け地学実習2026

山梨県湯之奥・茅小屋金山遺跡
2026年3月21日(土)

2026/2/8

湯之奥金山(茅小屋金山)地学実習開催のお知らせ



本実習は、高校理科の中でも履修者の少ない地学について、実際の野外実習を提供することで、参加者が基礎知識を獲得し、将来的に社会へ応用できる環境を育むことを目的に実施しています。

湯之奥金山は、山梨県身延町にある中山金山、内山金山、茅小屋金山とあわせた総称で、戦国時代から江戸時代半ばにかけて稼働していた金山遺跡です。湯之奥金山は、中山金山を中心として日本における山金(露頭掘り)の初源的形態を保っており、採鉱や精錬の遺物・遺構が集約されています。金山稼働時に働いていた金山衆の生活のあり方が理解できることから、現在、広さにして16ヘクタールが国史跡として指定されています。

この地域は地質学的には南部フォッサマグナと呼ばれ、日本列島の東北側と西南側の地質学的境界にあたります。この実習では、地形図を見ながらプレートテクトニクスの観点で湯之奥金山の位置付けを知り、金山遺跡を見ながら、金山から流れる沢の岩石を観察し、金山を生み出した地質変動の痕跡を探ります。

今回は2025年に論文が掲載された、湯之奥金山に見られる戦国時代に造成された巨大斜面の痕跡についても赤色立体地図を用いた自然地形と人工地形の見分けについても学びます。野外実習では、茅小屋金山の入り口で、金山に出やすい岩石、鉱物の観察を行います。

今回は登山はありません

実施概要

  • 日  時:2026年3月21日(土)
  • 場  所:湯之奥・茅小屋金山遺跡、身延山(山梨県身延町)
  • 対  象:新小学校5年生~新高校3年生(小学生は保護者同伴必須、中学生以上は希望する保護者は同伴可能。対象年齢に満たない参加者の弟、妹についても参加可能。)
  • 人  数:8名(同伴家族含む)
  • 参加費:無料(同伴保護者は身延山ロープウェー代自己負担。集合・解散場所と自宅の往復は自己負担)
  • 申込締切:2026年3月15日(日)(人数が定員になった時点で募集終了)
  • お問い合わせ:info[at]geokatz.com
  • 実施団体:日本地球科学普及教育協会(ジオ活クラブ)
  • 甲斐黄金村・湯之奥金山博物館
  • 後  援:海の女性ネットワーク
  • 備  考:本実習は公益財団法人東京応化科学技術振興財団の助成金によって実施されます。

講師

  • 小俣珠乃 日本地球科学普及教育協会代表理事
  • 小松美鈴 甲斐黄金村・湯之奥金山博物館学芸員
  • 木戸ゆかり 海洋研究開発機構

当日のスケジュール

3月21日(土)
9:45     JR身延駅集合(9:39特急ふじかわ到着を想定)
10:00~12:00 フォッサマグナ地形観察(身延山頂)
12:00~13:30 移動、昼食休憩(湯之奥金山博物館)
13:30~14:00 茅小屋金山へ移動
14:00~15:30 茅小屋金山入り口にて河川敷実習(岩石、砂観察、休憩あり)
15:30~16:00 湯之奥金山博物館へ移動
16:00 湯之奥金山博物館にて解散(17:10発特急ふじかわ乗車を想定)

申し込みについて

  • 今回は中山金山の登山はありません。
  • 中学生未満は両日とも保護者同伴としてください。
  • 保護者は成人であることが必要です。
  • 参加者・保護者には、実習前後に地学への興味関心に関するアンケートを行いますので、ご協力ください。
  • 中学生以上で保護者同伴でない参加者については、申込時の保護者による参加承諾が必要です。お申し込みいただいた後、別途、保護者様へ同意書に関するメールをお送りいたします。
  • 小雨は決行します。天候が悪い場合は別プログラムを実施します。警報級の暴風雨の場合、主催者の判断により中止の可能性があります。
  • 実習時に撮影した写真や動画は、主催、共催、協力、後援機関のweb およびSNS 等に掲載させていただきますので事前にご了承ください。
  • 取材が入る場合がございます。こちらも事前にご了承ください。
  • 提供いただいた個人情報は本事業以外の目的で使用することはありません。