実習概要

歴史の交差点

日本列島の地質は東北側と西南側が大きく二分されており、その境界地域はラテン語で「大地の溝」を意味するフォッサマグナと呼ばれます。身延地域はまさにこのフォッサマグナ地域にあり、活発な地殻変動とともに生まれました。

身延を代表する金山の1つである中山金山は武田信玄の隠し金山という伝承をもち、周辺には、日本史の有名な逸話を残す場所が数多く残っています。

この地域の日本史と地球史を繋ぐキーワードが金山開発です。
実習を通じて、日本と地球の歴史の結びつきを自身の五感すべてで感じて下さい。

参加対象

小学校5年生〜高校3年生 先着16名

小学生は保護者1名同伴必須。同伴される保護者も定員に含みます。中学生、高校生は保護者の同伴は必要ありません。参加者全員の保護者同意書提出をお願いいたします(保護者同伴者を含みます)。小学校4年生以下、保護者でない大学生以上の大人は募集対象外になります。

本プログラムは次世代育成を目的としていること、また、内容は中高生を対象にした構成としていることから、実習の趣旨をご理解いただけますようよろしくお願いいたします。

実施概要

日時:2022年10月16日(日)7:30〜16:30   

申し込みは締め切りました

集合場所:JR身延線下部温泉駅出口

解散場所:甲斐黄金村・湯之奥金山博物館

主催:アースサイエンスウィーク・ジャパン実行委員会
共催:甲斐黄金村・湯之奥金山博物館

場所:山梨県身延町

講師:
小俣珠乃(アースサイエンスウィーク・ジャパン実行委員会)
小松美鈴(甲斐黄金村湯之奥金山博物館)

参加費用:300円(イベント保険代金)
(同伴の保護者については、移動車両費一部として1名あたり1,000円づつご負担ください。)

諸注意

山道は一部足場の悪い場所がありますので、トレッキングシューズなど、登山に適した滑りにくい靴をご準備ください。

午前中の中山金山遺跡見学は毛無山登山道沿いに標高900mから1400mまでの登山を伴います。山道であることと、かなりの体力を使いますので、日頃からトレーニングを行い体調を整えたうえでご参加ください。

参加要項に解説・記載されている”登山に相応しい服装”でないと主催者側で判断した場合、また、登山前、登山中であっても主催者の指示に従わない場合は遺跡現地見学をお断りさせていただきます。十分にご注意ください。

登山では万一の事故や天候の急変等、最悪の状況に陥った場合でも安全に下山できるように衣服や装備を準備しておくことが大切です。必ず登山に適した装備をご準備いただくようお願いいたします。

参考サイト:
湯之奥金山博物館「激烈☆おやこ探検隊」
こちらのサイトに掲載されている製錬場まで行く予定です。

本実習は東京応化財団の令和4年度助成金を受けて実施します。